枠を超えられるか・・・
まず、次の9個の点を見て下さい。
そして、この9個の点すべてを通るように、4本の直線で一筆書きで結べるでしょうか?
これは、『ナインダーツ』といって結構有名なので、ご存じの方もいるかも知れませんが、もし初めてという人なら、チョットやそっとで、 まず出来ないと思います。
意外と出来てしまうのが、4歳~7歳くらいの子供だそうです。
さて、できたでしょうか?
私は初めてこれと出会ったとき、30分以上かかっても結局出来なかったことを覚えています。
正解は・・・・・・・・・・まだ見ないで!
まだ!
まだまだ!
はい、どうでしょう?!
です。
人間は知らないうちに、 勝手な枠を作ってしまって限界を設けてしまいがちです。
このナインダーツも、9個の点をみせられた時点で、 頭の中には、「正方形という枠」ができあがってしまっているんですね。
したがって、この正方形の枠の中だけで考えようとしてしまい答えが見つからないということになるワケです。
また、 ヒット商品やすばらしいアイデアなんかも、この「枠」からチョットはみだした部分からなされることが多いということです。