PCR法の発明者 キャリー・マリス博士の遺言
コロナのPCR検査、どうも怪しくなってきました。
もう耳タコの「PCR検査」。
ポリメラーゼ連鎖反応法というそうで、この騒ぎでにわかに登場した検査ですが、これって発明者はご存知でしょうか?
アメリカのキャリー・マリス博士という人がPCR法を開発し、後にその功労で1993年ノーベル化学賞を受賞しました。
ところが、彼は生前、「PCRを感染症の診断に使ってはならない」という言葉を残して、2019年8月7日(ちょうど1年前だ!)、自宅で謎の死(たぶん○○された?)を遂げました。
そして彼の死を待っていたかのように!始まった今回の騒動が起こったわけです。
今、全世界でPCRの発明者キャリー・マリス博士の遺言に反し、コロナの検査にPCRが使われています。
PCR法は、病原体が宿主のゲノムと異なった遺伝子配列を持っているために、病原体遺伝子の検出を特異的に行うことが出来るという点で優れた方法のはずです。
しかも、感度も極めて高いために、特異度、高感度な病原体検査が理論的には可能のはずです。それでは、一体何が問題だというのでしょうか。
通常病原体検出のための診断法の確立には、病原体の遺伝子の中で、特定の病原体に特異的な配列を検出するような設計を行います。
これによって特定の病原体の遺伝子を検出し病原体の存在を知る有力な手掛かりにすることが出来ます。
しかし、今回の騒動においては、ある研究者が病原体遺伝子を特定したわけではありません。
中国のあるグループが、重症肺炎の肺から取り出した液体から、ウイルスのゲノム配列を決定した報告に基づいて、世界各国でPCR検査をするようになりました。
やがて、一人のPCR陽性者が無症状期に接触した人から、同様にPCR陽性になったという科学論文が数編出されました。
このことから無症状の人から感染する伝搬力が強い感染症の病原体であるというイメージがつくられました。
しかし、前検査をやっていないために、もともと各人が持っていた常在ウイルスであれば、伝染性の病原体であるとは言えないのです。
しかもその後に出された論文においても、病状の進行と局所での問題とするウイルス量の増加と関連するという記述も見当たりません。
動物への感染実験も同様です。
感染に用いたウイルスと動物内で増殖したウイルスの同一性の確認が取れていません。
すなわち、問題のウイルスが病原体であるという証拠がどこにもないのです。
このような事実から、問題のウイルスは、病原体ではなく、常在性のものであると考えるのが妥当です。
もし、中国のグループが発表した論文の遺伝子配列が常在ウイルスのものであれば、このような事態になることは容易に想像できます。
しかもこのグループもこの遺伝子が病原体ウイルスの遺伝子であるとは断定していないのです。
この論文を引用した他のグループが、病原体ウイルスであるという前提のもとに研究をした結果、「無症状者からの感染という虚構」が作られていったのです。
もし常在性ウイルスを病原体とみなして、感染症の診断にPCRを用いると、健康な人を隔離する手段として使うことも可能になります。
無罪の人を自由に監獄に送り込むような隔離社会が出来るわけです。
マリス博士の遺言は、このような意味が込められていると考えられるのです。
※本記事はYoutube 学びラウンジから一部引用させていただきました。